Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

2019夏:英国 ⑭湖水地方・ビアトリクス・ポターの世界

   まだまだ英国・湖水地方の記事が続いております。長々とスミマセン。
   さて、ニア・ソーリー村でピーター・ラビットの作者、ビアトリクス・ポターさん
  の邸宅ヒル・トップの見学ができなくて落胆していた私ですが、庭園は見学すること
  ができました。元々は彼女の造ったガーデンなのかな?きれいな花が一杯咲いていま
  した。ヒル・トップの入場時間を待つ方々が、のんびりと散策していました。

  そしてヒル・トップの売店は(商魂たくましく)開いておりまして、せっかくなので
 妻へのお土産に記念の品をいくつか買いました。(そんなん別に頼んでへんで!by妻)
 はい、やっぱりこんなもの ↓ を買ってしまうオッサンです。手乗りピーター君?です。
 小さいから持ち運びに便利です。(そういう問題ではない・・・)

      

   そしてポターさんに敬意を表して、ピーターラビット第一巻の絵本を買いました。
   今は妻の仏壇の上にお供えしております。当然英語版なので、読めません(笑)。

     

    
   その後、16:40発の最終バス(ちょっと早すぎるやんな・・・)と、それに接続を
  している渡し舟に乗ってボウネスの船着場まで戻りました。午後5時少し過ぎです。
   まだまだ明るいので、適度に賑やかなボウネスの町を散策します。ぶらぶら歩いて
  いると、おや? 「ビアトリクス・ポターの世界」というアトラクション施設があり
  ます。もう閉まっているのかなと思ったら、まだ開いています。「地球の歩き方」に
  は午後5時までと書いてあったような気がしますが、まぁいいか。ヒル・トップとは
  全く趣が違う、子供向けの遊園地みたいなところでした。子供連ればっかりでしたが、
  まぁ妻がいたら絶対に見たいと言ったと思います。恥を忍んでオッサン一人で潜入し
  ます(アホ)。
   中に入ると、ピーターラビットの世界がジオラマ?で再現されています。ふーん、
  まぁよくできていますが、所詮は造りモノの世界ですね。でも小さなお子様たちは
  喜んではしゃぎまわっています。英国人の5歳くらいの小さなお子様は実にカワイイ
  です。しつけがいいのか、叫んだり暴れまわったりはしなかったですね。  

     

   食いしん坊のピーター君、この後大ピンチに陥ります(第一巻より)。     

       

  こちらはピーターのお姉さんたちだそうです。

     

   
  そうこうしているうちに午後6時、この日はボウネスの町中で晩御飯にしました。
  ボウネスには多くのレストランやパブなどがあって、選択肢はたくさんあります。
 この日はちょっと目を付けていたイタリア料理の店、「ヴィラ・ポジターノ」という
 店に入りました。おいオッサン、なんで湖水地方にまで来てイタリアンなんだよ?
 まぁこの店はイタリア人シェフが経営する本格的なイタリアンらしいので・・・  

     

  店内は確かにイタリアみたいな雰囲気。お店の人はイタリア人ばかり、家族経営なの
 かな?イタリア語が飛び交っています。それだけでなぜか明るく感じてしまうよね。 
  料理もなかなかイケました。写真を撮り忘れましたが、パスタはアルデンテで美味し
 い。メインはスコットランド産サーモン・グリル。やっぱりオリーブオイルで焼いてい
 ますね。付け合わせ(別皿のポテト・キノコ等)がヘビーだったのがイギリス風か。
 ワインはハーフで北イタリアのトレンティーノ地方のピノ・グリージョという定番の白。
 爽やかな酸味がサーモンに合いました。

     


  満足してお店を出て、お土産品を売る店のショウウインドウを覗きながら、ホテルに
 戻ります。午後7時半過ぎなのに、まだ明るかったな・・・
  このホテルには本格的なスパ設備もありましたが、この日はホテルの部屋でゆっくり
 寛いで過ごしました。バスタブにゆっくり浸かってリフレッシュした後、バスローブ姿
 でバルコニーに出て、暮れなずむ湖畔の景色を楽しみながら、またまたハーフボトルの
 ワインを開けてしまったオッサン。つかの間の幸せでした。妻が居たらいろいろと話が
 できて、もっと楽しかっただろうな・・・まぁ仕方ない。 
 (しかしこのオッサン、縫いぐるみとワインを一体どんだけ持って来ているんかいな) 

  さぁ、翌日はまた大移動の日。朝早くから大忙しになります・・・(またか。by妻)