Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

今月(12月)のワイン・・・

  気が付けばもう12月、2021年もあと1ケ月を切りました。まだとても感慨にふける
 余裕はありませんが、もう少しで今年も終わりだと思うと少々あせります。カレンダー
 も残り1枚。来年のカレンダーも既に購入しました。妻が喜びそうなものを買いました。
 (そんなことで騙されへんで・・・by妻)


  さて、またまたネットで今月のワインをまとめ買いしました。今月は奮発して?全部
 ブルゴーニュ・ワインです。

  ラベル(エチケット)は地味ですが、どれもオッサン好みの実力派生産者ばかりです。
 何よりも、価格が(比較的)リーズナブルで、ブルゴーニュの価格が暴騰(高騰という
 生易しいレベルではない)している現在、オッサンでも購入可能な適正価格です。
 このところ、高級ワインが急激にロケットエンジンを点火して成層圏を突き破って宇宙
 の彼方に飛び去っていくなか(要は価格が暴騰して手が出なくなったという意味です)、
 ボルドーのシャトーものやブルゴーニュの優良生産者のワインもじわじわと値段が上が
 りはじめました。日本人の給与所得は20年近く上がっていないのに、欧米の先進国では
 それなりに中間層の所得が回復し、高級ワインや嗜好品の値段が上昇しているようです。
 つまり、値段が上がっても欧米の中間層は購入できるということですね。C国やR国の
 金持ち連中は当然金に糸目はつけませんので余裕のようです。残念ながら、日本の一般
 給与所得者だけが、この世界的な価格高騰についていけないという状況になっています。
 (そんなこと、普通の日本人にはどうでもいい話やで。ワインが買えなくなって困って
 いるのはオッサンだけやで。by妻)


  そんな状況なので、年末年始を控えてブルゴーニュワインを少しキープしておこうと
 いうことで、購入した7本すべてがブルゴーニュワインです。ほとんどがA.Cブルゴー
 ニュという一番下の格付けワインですが、一流生産者のワインは品質も高くて美味しい
 のでお買い得なのです。まぁ3,000円以上のワインをお買い得と言えるかは微妙ですが。


  気を取り直して、まずは左の白2本。シャルドネ品種から造られた白ワインです。左
 端は赤ワインの産地ニュイ・サンジョルジュを代表する実力派生産者、ドメーヌ・ロベ
 ール・シュヴィヨンさんが造るA.C.ブルゴーニュの白です。価格は税込み4,400円。安い
 とはいえないのですが品質は高く、満足できる一本です。赤ワインの方が有名な生産者
 でも、意外にきっちりとした白を造るところがありますが、ここもまさしくそうです。
  ということで、今日の夕食に合わせて開けてみました。

   

  年号は若い2018年ですが輝くような淡い金色をしていて香りは華やか。あまり冷やし
 すぎない方が香りが立ち上るし、酸味が抑えられるのでマイルドに感じます。ちょっと
 コクがあって舌触りはなめらか。酒質は強めなので、少々のことではヘタレないと思い
 ます。さすがの実力です。食事にも合いますが、ワイン単体で飲んでも十分満足できる
 豊かな味わいでした。今、ブログを書きながら飲んでいますが、とても美味しいです。
 買ってよかったワインです。

      

  ちなみに晩御飯は広島産牡蠣の鍋です。土手鍋にすると味噌の香りが立つので、今回
 はポン酢で普通の鍋物にしました。そのほか青森産のヒラメの刺身(特売)、オッサン
 の好きな秋田産のジュンサイです。一見豪華そうですが、コスパの良い食事でした。


  おっと、今月のワインの続きです。お次はブルゴーニュ白ワインの最高の生産者かも
 しれないエティエンヌ・ソゼさんのブルゴーニュ・ブラン(白)です。モンラッシェ系
 の高級ワインをラインナップに揃える超有名な造り手ですが、この最も安価な白ワイン
 はなんとか5,000円以内で入手可能です。ライヴァルのドメーヌ・ルフレーヴさんや、
 ドメーヌ・ラモネさんのブルゴーニュ・ブランが1万円近い値段となるなかではお買い
 得と錯覚してしまって、購入してしまいました。😝 頑丈な蝋キャップを施しています
 ので、かなり長もちしそうです。2019年だし、これはしばらく置いた方がイイかな? 


  そしてブルゴーニュ赤ワインが5本も! 左から順番にご紹介します。まずは良心的
 な価格で日本人愛好家に感謝されているドメーヌ・ミシェル・グロさんのブルゴーニュ
 オート・コート・ド・ニュイの2016年です。税込み3,300円とまずまずの値段
  続いておなじみのブルゴーニュきってのネゴシアン(ワイン商)、ルイ・ジャド様の
 ボーヌ1級ワインです。自社畑ではなく、買いブドウから造るネゴシアンものですが、
 今時ブルゴーニュ赤の1級ワインが4,400円で買えることはまずありませんので、深く
 感謝申し上げます。年号は2014年、もう飲もうと思えば飲めるかな?


  残る3本は、いずれも小規模生産者の手になるA.C.ブルゴーニュ赤です。一本目は、
 ショーヴネ・ショパンさんの2017年で税込み2,475円。次はベルトー・ジェルべさんの
 2017年で税込み2,805円、そして最後はこれまた良心的な価格がうれしいベルトラン・
 アンブロワーズさんの2019年で税込み2,530円です。このくらいの価格であれば、まだ
 オッサンでも普通に買えますので、なんとかこの価格を維持してほしいと思います。
  飲んでみないとコメントできませんので、今回はご紹介のみでスミマセン。
 (ようやく終わったか、オタクコーナーが。by妻)