Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

新春恒例:元祖有名駅弁と全国うまいもの大会に行ってきました。

  ・・・ということで、飲んべぇの上に食いしん坊のオッサンがひそかに楽しみにして
 いた新春恒例、新宿の京王百貨店の催事場で開催されているイベントに行ってまいりま
 した。コロナの影響で一時中止となっていましたが昨年再開され、今回が58回目だそ
 うです。今年は1月7日から22日(日)までの3週間にわたり開催されます。

     

  お昼になると混みだすので開店直後に行きました。(その努力を他でもせぇ。by妻)  
 しかし既に押すな押すなの大混雑です。ひゃぁ、やはり人気のイベントなんですね。

  7階大催事場では、実演の駅弁を販売するコーナーと、全国の名産品やお菓子の販売
 コーナーがあります。その他、全国各地から輸送された駅弁を販売する窓口もあります
 が、なんと7階から6階の階段まで行列ができています。皆さん、根性ありますね。
 (人のことは言えんやろ、オッサンも。by妻)
  オッサンは十分予習?してきませんでしたが、まず入口近くにあった実演コーナーに
 注目しました。10人ほどの行列ができていましたが、この程度ならOKです。

  JR九州の誇る観光列車「二つ星」(昔は九州の7県をめぐる「七つ星」でしたが)
 の車内で販売されているという特製お弁当です。その名も「二つ星一段重弁当」です。
 メインは佐賀牛のステーキとローストビーフ、メンチカツ。約2,000円と高価ですが、
 さすがに充実した内容です。このクルーズ・トレインに乗るのはなかなか難しいのです
 が、そこでしか販売していなかったお弁当がGETできるということで、オッサンは即決
 しました。😝 佐賀県経済連(JA)認定の黒毛和牛を使っているのですね・・・

    

  値段が高いせいか、あまり混雑しておらず、5分程並んであっさり購入できました。
 よし、今日の晩御飯はこれに決めた!(料理をせんでえぇから楽やの~ by妻)


  お、その隣のブースにはこんなもの ↓ が・・・ 

  めっちゃきれい。何コレ?北海道旭川駅の特別駅弁らしいのですが、イクラとホタテ
 のコンビネーションが芸術的です。魚卵好き女性(うちの妻も)に人気が出そうですが、
 誰も並んでいません・・・だってこの値段ですからね・・・イクラは今や高級食材です。
 オッサンも申し訳ないですが、スマホで写真だけ撮ってスルー。(あかんわ。by妻)
  これ、夕方まで売れなかったら2割引きにならないかな~(byオッサン)・・・


  次にオッサンが向かったのは、今回初登場の北陸・福井の駅弁です。北陸の海の幸の
 3種漬け丼(丼には入っていないけどね)です。税込1,620円と、結構値は張りますが、
 中身は圧巻です。甘エビと寒ブリ、そして漬け鯖です。

  定番の焼き鯖鮨にもそそられますが、この豪華三種漬け丼を購入決定。ここもなぜか
 ほとんど人がいませんでした・・・どれだけ美味しいのか想像できないのかな? いや、
 量は少ないけど値段が高いから敬遠されているっぽいです。これは、たぶん日常的には
 駅売りでは販売されていないと思います。
  
  そのほか実演コーナーでは、全国の有名な駅弁を目の前で再現してくれます。2年前
 に秋田に行った時に購入した、大館駅の超有名駅弁「鶏めし」もありました。なぜか、
 ここもほとんど並んでいなかった・・・

     

  人気抜群だったのは・・・
  北海道・厚岸のカキめしと、同じく北海道の森のいかめし・・・並ぶ気力が萎える程
 の行列でした。あとは実演ではないですが、やはり「おぎのや」さんの「峠の釜めし」
  です。まぁ、やっぱりね・・・オッサン、この3つの駅弁の素晴らしさは認識していま
 すが、行列に並ぶ気にならず見送りです。昨年購入した「いかめし」は750円から880円
 に値上がりしていたので、それも残念でした・・・まぁ仕方ないのかな・・・

     

  峠の釜めし、売れまくっています。おねぇさんたちも大忙し!


  それに比べて閑古鳥が鳴いていたのは、この高級駅弁。北陸加賀温泉の「香箱ガニ」
 (ズワイガニの雌)を使った格調高そうなお弁当ですが・・・やはり値段(3,200円)
 がネックか。それとも「香箱ガニ」よりオスのズワイガニのほうが人気なのか・・・

  
  オッサン、このカニめしもそそられましたが、先ほど福井の駅弁を買ったばかりだし、
 そういえば昨日はカニ鍋だったやんと思い出し、見送りました・・・
  ズワイガニの脚棒肉がたっぷり入っている特別バージョンがすごそうですが、値段も
 やっぱり凄いわ・・・

     

 そのかわりに、最後の3つ目に選んだのはコレ ↓ です。

  厳密にいえば駅弁ではないのですが…北海道の道南・長万部(かにめしで有名)の
 海鮮店の出す北海道の海の幸のお弁当です。  
  ズワイガニ、イクラ、ムラサキウニ、本マグロ、ホッキ、ホタテ、サーモン、ボタン
 エビ・・・ロシアから買わなければならないタラバガニ以外は全部そろっています。
 呼び込みのおばちゃんの誘惑?に抗しきれず、ウニ・カニ・イクラの三色弁当を購入。
 おばちゃんいわく、「カニは冷凍ものじゃないからね~何もつけずに食べてね~」と。
 ウニはミョウバン漬けですが生ウニです。(普通、駅弁のウニは例外なく蒸し雲丹です)
 これも楽しみです・・・😝


  あと、弁当以外にも全国各地の名産食材やお菓子のお店がたくさん出店していました。
 そんな中でオッサンの目を惹いたのはコレ ↓ でした。

  岩手県の100%ぶどうジュース(無添加)です。うわ、結構な値段がするなぁ・・・
 買えない人にも一杯380円で試飲ができますので、オッサンはすかさず注文しました。
 紙コップになみなみと注いでくれたぶどうジュース、甘くて豊潤な味わい。とても美味
 しいです。添加物は一切なし、自然の恵みそのものです。これを発酵させると、優れた
 ワインになると思われますが、お酒の飲めない方にはこちらがお勧めですね~


  お昼近くになってかなりの混雑になってきました。とても全部はご紹介しきれません
 ので、詳しくは京王百貨店のホームページをご参照ください。(出た、手抜きが。by妻)
 結局オッサンはお弁当を3種類購入し、今日の昼食と夕食にすることにしました。
 ということで、用が済んだらさっさと帰ります。(どうせ、また来るやろ。by妻)


  そうそう、昨日と今日は山手線・渋谷駅の工事のため、山手線の外回り電車は運休と
 なっていました。そのため、行きは埼京線を使い、帰りは内回りの山手線を使いました。 
 渋谷駅のホームでは工事の様子を見ている人がかなりいました。作業をされている方々、
 ご苦労様です。この後、山手線のホームは上下線一体となる(いわゆる島式のホームに
 なる)ようです。多少は混雑解消になるのかな・・・


  なんだかんだで午後一時前には帰宅。さっそく昼食です。

    

  いつも妻と一緒に行って駅弁を4つ購入し、二人で半分こしながら昼食と夕食にしてい  
 たなぁ・・・一人だと3つが限界です。まぁご飯の量が少なそうなものを選びましたが。


  昼食は、北海道のウニ・カニ・イクラ弁当と、北陸の豪華三種漬け丼です。昼間っから
 ビールね・・・しかも500ml・・・

    

  冷凍ものではないというカニ、甘くてジューシーでした。これはブラヴォー。もう少し
 お金を出せばウニもミョウバン漬けではない塩水ウニの入ったものもあったみたい。まぁ
 お弁当だから、そこまで求めるのはきついよね。でも北海道に行かなくても、これだけの
 水準のものが味わえるとは有り難いです。センキュー!(アホ)


  それよりも凄かったのは、北陸の豪華海鮮漬け丼。何なんだ、これは! まず甘エビ。
 これはお弁当の具ではない。ぷりぷりで卵持ちのお刺身やん。身がスポンと抜け切るの
 で、新鮮な証拠。脳みそまで食べられました。甘エビさん、殻だけ残してスミマセン。

 寒ブリはこれまた脂が乗っていて楽しい味。そして鯖の漬けは反則級の美味しさ。絶品。
 一見地味な福井県、その実力は恐るべし・・・これ、オッサンのイチオシです。


  そして夕食は、あのJR九州の観光列車の特別弁当。二つ星の一段重弁当!それに合わ
 せるワインは、オッサンの信頼するブルゴーニュの名門ジョゼフ・ドルーアン様の赤。
 看板畑のボーヌ1級畑、クロ・デ・ムーシュの格落ちブドウを使っているという噂の、
 コート・ド・ボーヌの2017年です。(何を言っとるんか意味不明やわ。by妻)

   

  満を持して、この包みを開けますと・・・じゃーん(アホ)。

  これは凄い。中身の説明がちゃんとありましたので、以下を参照願います。

  

  いや、これは駅弁の範疇を越えているわ。ちょっとしたレストランで出てくるような
 出来栄え。きっと有名な料理人が監修していると思われます。参った・・・そう思えば、
 2,000円は安いかも。有明海の海苔を使った醤油めしもいい感じ。ご飯の量が多過ぎない
 ので、最近ブタ化しつつあるオッサンでも安心です。
  これはオッサンが体験した駅弁(厳密には駅弁じゃないけど)のベスト3に入ります。
 企画された方、作られた方、販売された方、皆さんにブラヴォー! 


  ということで、第58回有名駅弁(と全国うまいもの)大会のレポートでした・・・
 今度は、今日チェックできなかった輸送駅弁(本当に駅で売っているもの)にトライし
 たいです。(また行くんか・・・by妻)