Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

大相撲初場所六日目①:ほぼ通常に戻りました・・・

  今日は金曜日なのですが、午後休を取得して両国国技館にダッシュしてきました。
  今年の初場所はコロナ規制がほぼなくなり(マスク着用だけ)、定員の9割くらいの
 チケットを販売しているそうですが、大相撲人気は着実に回復しているようで、土・日
 のチケットは思うように入手できず(先行抽選で第8希望まで全滅)、仕方なく平日に
 行くことにしたのです。(相変わらず仕事の優先度が低いの~ by妻)
  
  正午の時報とともに業務終了、電車を乗り継いで両国まで急ぎます。国技館には1時
 過ぎには到着しました。もう幕下の取組が始まっている頃です。
  あ、ちょうど力士が国技館入りするところを見ることができました。これ、前回まで
 は禁止されていましたが、今場所から見学OKに戻りました。ただし力士への声掛けや
 一緒に写真を撮るなどのサービスは禁止です。まろママさんがブログで書いておられた
 通り、力士もマスクをしていますので近づくまで誰だかわかりません・・・
  既に大勢の方が力士の到着を待ち構えていました。あ、この小柄な力士は!

  

  タクシーから降りて、付け人と一緒に国技館に向かう「炎鵬(えんほう)」関です。
 ここ数場所は十両ですが、今場所は好調のようです。小柄で、とても人気のある力士
 で、早期の幕内復帰が期待されます。がんばれ!


  チケットのもぎりも、従来のように協会所属の親方衆が担当するようになりました。
 この人、誰だったかな~ 昨日は体調が回復した錣山(しころやま)親方(元寺尾関)
 が出ていたらしく、大人気だったみたい。(妻の友人の相撲ファンの方の情報による)

    


  平日の午後1時過ぎなので、館内はまだ混雑していません。休日ですと大行列となる
 恒例の「ガラガラ」も、待ち時間なし。オッサン、初めてトライしましたが、やっぱり
 はずれの参加賞・・・大相撲カレンダーでした。
  大相撲の興行スケジュールがよくわかりますね・・・(ハマるわ、オッサン。by妻)

    


  昼食は、値段が高いけれど国技館の中で。
  オッサンは二階席なので、二階にある「すし処雷電」に向かいます。定員3~4人の
 カウンターのみですが、お客さんは外国人(アジア系)カップルのみでした。オッサン
 はお好みで6貫を注文。

  生ビール(中)と一緒に・・・ 本マグロの赤身、寒ビラメ、寒ブリ、金華サバの〆、
 イカ、そして富山湾の白エビです。ここのお鮨はかなり本格的で美味しいです。値段も
 それなり・・・これでお会計は2,500円ほど。まぁ、しゃあない。


  腹ごなしをしてから二階最前列の指定席に座り、さぁ観戦です。幕下の中盤戦の取組
 からです。オッサンがひそかに応援している「ぶよぶよ山」ことベテランの明瀬山関が
 登場。元幕内なので知名度は高く、まばらな場内からも、ちらほらと声援がありました。

  ここまで2戦2勝ですが、今日の相手は社会人相撲の横綱で、幕下15枚目付出しで
 デビューしたばかりの落合さん。まだ髷も結えていない力士です。

  大先輩の意地を見せたかった「ぶよぶよ山」関(ちゃうわ!)ですが、熱戦の末に、
 残念ながら敗退してしまいました。やはり社会人横綱は只者ではない・・・


  ほどなくして十両の土俵入りです。オッサンの席は西方の力士が土俵入りする通路に

 近い席でしたので、遠目からですが良く見えました。


 この後でオッサンは再び席を外し、今度は「肉どころ雷電」に行ってきました。  

    

  肉食系力士?が宣伝している肉系の食べ物が人気です。うん、貴景勝関と御嶽海席は
 肉食系って感じだけど、正代(マサヨさん)関はちょっと大人しいから草食系に見える
 けどなぁ・・・
  オッサンは、貴景勝関イチオシの牛串と、崎陽軒のシュウマイを購入。ビールで乾杯
 です。(さっきお鮨を食べたばかりなのに~ また太るで~ by妻)

    

  今場所からは座席での飲食もOKになりましたが、枡席ならともかく、椅子席では周囲
 の方に遠慮した方がいいですね。ということで、テラスのベンチで食べました。総武線
 の電車が両国駅に入って来るのが見えます。今日は寒さがそれほどでもなくて良かった。
 牛串はガーリック風味でしたが、やっぱりちょっとタレを付けた方がイイ感じ。
  ここには外人さん(大半が米国人と思われる)もかなり並んでいて、ホットドッグと
 鶏のから揚げを頼んでいました。
  しかし、やけに外国人が多いなぁ。規制が解除されたからかな・・・
  
  十両では、あの朝乃山関が大人気。コロナ規制中での不祥事で6場所出場停止となり、
 三段目まで陥落して、ようやく十両に戻ってきました。意外にも幕下では全勝はならず
 ちょっと手こずっていましたが、十両再昇格後はここまで5連勝。今日の対戦相手は、
 同じく5連勝の狼雅(ろうが)関。ロシア出身ですが、見た目はモンゴル人ぽい。モン
 ゴル系ロシア人なのかな。今は少し肩身が狭いと思うけど、相撲は実力社会だからね。
 少し気が早いですが十両の優勝を占う全勝対決ということで、注目の一番となりました。
  狼雅関はダテに5連勝をしていないですね、体格がイイだけではなく相撲もうまいと
 思います。朝乃山関に上手を与えません。どちらも安易に攻めに出られず、長い相撲と
 なりました。しかしさすがは元大関の朝乃山、徐々に有利な態勢に持ち込み、最後には
 タイミングを見計らって一気の詰め寄りで狼雅関を寄り切りました。これで6連勝!
 全勝優勝ならば、次の場所での幕内復帰も可能らしいですので、頑張ってほしいです。  

  十両で、もう一つの注目は、静岡県熱海市出身の熱海富士関。先場所は新入幕を果た
 しましたが幕内力士の壁に跳ね返され、一場所で十両に逆戻りとなってしまいました。
 再入幕を目指してがんばれ! 今日は同じく幕内経験者の大奄美関との対戦。勝って星
 を3勝3敗の五分に戻しました。

  あ、そうそうもう一人の人気力士の炎鵬関は、残念ながら敗退してしまいました。
 体格の良いカザフスタン出身の金峰山(きんぼうざん)関に一気に押し込まれ、土俵下
 でひっくり返ってしまいました・・・小兵力士の悲哀を感じました・・・
  
  十両の取組はあっという間でした。早くも幕内力士の土俵入りの時間になりました。
 このころには館内もほぼ満員に近い状態になりました。
  まずは西方力士の勢揃い。ひとり大関の貴景勝関をはじめ、19人の力士が化粧まわし
 をつけて土俵上に並びます。壮観ですね。

  しんがりは大関貴景勝関。その前は次の大関候補の関脇豊昇龍(ほうしょうりゅう)
 関、あの横綱朝青龍の甥っ子です。そして大関から陥落した関脇正代(マサヨさん)、
 小結は角界のサラブレッド琴ノ若関と、荒汐三兄弟の次男、若元春関です。若隆景関
 は末っ子の三男ですね。あ、そういえば今日は幕下で長兄の若隆元関が勝ちましたね。
 3兄弟そろって関取も夢ではないかもしれません。 

  西の花道を引き揚げてゆく大関貴景勝関。貫禄がありますね。


  対する東方の力士。横綱照ノ富士関が休場し、東の大関も不在のため、しんがりを務
 めるのは東の正関脇の若隆景関です。ちょっと寂しいね・・・

  それでも、人気者の小柄な翠富士(みどりふじ)関、先場所優勝の阿炎(あび)関、
 大関から陥落して平幕になってしまいましたが御嶽海(みたけうみ)関、これまた人気
 者の翔猿(とびざる)関、小結は明生関と霧馬山関、次の大関の期待がかかる人気抜群
 の関脇若隆景関と、役者は揃っていますね。

  
  この後、少し休憩となります。
 オッサン、今度は国技館カフェに並びます。(忙しいの~ by妻)
 しかし、ここも長蛇の列・・・やっぱり外国人が多い・・・

   

  買うのに20分以上かかりました・・・😟
  初場所限定の、あまおうソフトクリームです。これ、メッチャ美味しい。 

  満員御礼の垂れ幕が下がる中、いよいよ幕内の土俵がはじまります。
  ・・・ちょっと長くなりましたので、続きは次回・・・スミマセン。
 (ほとんど食べ物のことばっかりやないか!何しに来とんじゃ! by妻)