Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

FISジャンプ・ワールドカップで日本人選手が揃って優勝しました!・・・そして大相撲初場所・・・

  って、いきり立っているのはオッサンぐらいやで~🙁(by妻)
  まぁとにかく嬉しいニュースです。新年からやや落ち気味?のオッサンを元気づけて
 くれました。(普通の人はサッカーの日本代表の試合を見とるけどな・・・by妻)


  まずは女子。先週末は、男子に先駆けて日本の札幌・大倉山での大会でした。
  第一人者の高梨沙羅選手はまだ本調子ではないようですが、姉貴分の伊藤有希選手が
 やってくれました! 並み居る欧州・北米の強豪を押しのけて、地元優勝を飾りました。

  近年、高梨選手がお化粧が上手になりちょっと見違えるような感じになりましたが、
 この方は相変わらず童顔のスッピン気味で、「ジャンプ命」と言う感じです。😆
 (そんなこたぁどうだってえぇやろ~ 余計なお世話やん。by妻)
  彼女は土屋ホームの所属、つまり、あのレジェンドこと葛西紀明選手の弟子なんです。
 かつては師匠同様に運に恵まれず、「持っていない」感じがしましたが、このところは
 世界の舞台でトップの座を争う存在になっています。女子チームをけん引する、明るい
 おネェさんですが、とても頑張り屋さんなんですよね。
  今週末は山形県の蔵王で大会が開かれますので、日本勢のさらなる活躍を期待したい
 ところです。伊藤選手の連覇も期待大ですし、沙羅ちゃんも今季初の表彰台をGETして
 ほしいと思います。


  そして男子は・・・遠く離れたポーランドでの試合でした。今年から始まったポーラ
 ンド・シリーズ(3か所で6戦)の初戦ヴィスワ大会で、日本男子のエース小林陵侑選手
 が今季初優勝を飾りました~🏆

  年末年始のドイツ・オーストリア・ジャンプ週間の4連戦で、恐らく史上初の3回目
 の総合優勝を果たした小林選手ですが、これらの4試合はすべて2位でしたので、今回
 のヴィスワでの勝利が今季初勝利なのです。いろいろ紆余曲折がありましたが、ようや
 く勝てました!1本目の5位から、2本目に最長不倒の139.5mの大ジャンプで大逆転
 勝利です!
  ベイジン五輪の金メダリストであり、世界のトップ選手であることは世界中の誰もが
 認めている、日本の至宝です。来月は男子の札幌大会がありますので、昨年(オッサン
 が現地観戦しました。😆)同様に、小林選手に優勝してもらいたいと思います。


  伊藤選手、小林選手ともに、この勝利で今季のワールドカップの総合優勝争いで3位
 に浮上しました。トップ選手は既に今季3勝とか4勝していますのでまだ差はあります
 が、今後の戦い次第では総合優勝を狙えると思います。 


  そうそう、男子ではまだ20歳の若武者、二階堂 蓮君が今季初めてワールドカップの
 遠征にフル参加しているのですが、ここ数試合は10位台に入り確実にポイントをGET
 しています。昨年、大倉山でも予選を突破して2本目に残りワールドカップ・ポイント
 を獲得していて将来が嘱望されていましたが、今季は早くもブレイクしています。
  下の写真は、昨年1月下旬に札幌・大倉山大会の後、知り合いの方?に囲まれていた
 蓮くんです。1年もたたないうちに世界のトップで十分戦える選手に成長しています。
 これで団体戦も小林選手への負担が軽減されると思います。団体戦もちょっと楽しみ。

      

 
  さて、その一方で昨日から大相撲初場所が始まっていますね。今場所は3場所ぶりに
 横綱照ノ富士が復帰し、昨場所優勝した大関霧島の綱取り、大関獲りを狙う関脇琴ノ若、
 幕内上位には熱海富士や翠富士など話題性のある力士が昇進していますので、早くから
 大人気となり、チケットの入手は困難を極めました。オッサンも先行抽選から「はずれ
 まくり」、事前の正規チケット入手は叶いませんでした。


  ということで、初日は日曜日なのでテレビ観戦でした。初日は「協会ご挨拶」があり
 ます。八角理事長(元横綱北勝海・ほくとうみ)が、役力士を前に恒例のご挨拶を行い
 ます。今年は冒頭に、元旦の能登の大震災で亡くなられた方へのお悔やみ、被災された
 方々へのお見舞いの言葉がありました。角界には遠藤関をはじめ、石川県出身の力士も
 多いです。被災された方々を勇気づけるためにも、彼らにはひときわ頑張ってほしいで
 すし、沈滞した日本の雰囲気を盛り上げるためにも素晴らしい土俵を見せてほしいなと
 思っています。(オッサンは何にもせんのかい? by妻)

  前列左から先場所優勝した大関霧島関、横綱照ノ富士関、八角理事長、大関豊昇龍関、
 大関貴景勝関です。後列左から元大関で再小結の高安関、大関獲りを狙う関脇琴ノ若関、
 同じく関脇の大栄翔関、そして新小結の人気者宇良(うら)関です。
  前頭上位陣には、実力者の若元春関、阿炎関、元大関の正代関、人気者の翔猿(とび
 ざる)関、翠富士(みどりふじ)関、そして2場所連続で優勝争いに絡んだ21歳の熱海
 富士関など、そうそうたる顔ぶれですので、活気のある土俵が期待されますね。


  そしてお待ちかね、三場所ぶりの横綱土俵入りです。やはりこれが無いとね~ 

  力強い不知火型の土俵入りを久々に見ることができました。(テレビで、ですが😆)
 太刀持ちは同じ伊勢ヶ濱部屋の熱海富士関、露払いも同部屋の翠富士関です。仕切るは
 今場所から最高位の立行司・木村庄之助を名乗る行司です(昨場所までの式守伊之助)。


  今場所からはコロナ前に戻って、掛け声もOKとなりましたので、横綱の踏む四股に
 あわせて、「ヨイショー」という声があがります。いやぁ雰囲気が出ますね~

  初日は珍しく?横綱・大関・関脇が全員勝利という、波乱のない幕開けとなりました。
 休場明けで心配された横綱照ノ富士は曲者の宇良ちゃんを難なく捌き、大関・関脇陣は
 全員がほぼ万全な相撲で白星をあげました。霧島の綱獲り、琴ノ若の大関獲りは順調な
 滑り出しとなりました。両力士とも、場所ごとに体が大きくなり、取り口にも安定感が
 出てきている感じがします。それとともに自信もついてきているのか、慌てたところが
 全く見うけられません。これは十分期待できるのではないかな~


  そして今日は二日目。生放送は見られませんでしたが、ニュースで結びの一番を見る
 ことができました。横綱照ノ富士関と、今場所は関脇から陥落し前頭筆頭の若元春関の
 対戦です。これがものすごく白熱した好取組になりました。
  怪力の横綱に対し、小柄な若元春関は小細工なしの真っ向勝負を挑みました。病み上
 がりの横綱はやはりいつもより圧が少ないのか、若元春関は横綱と互角に渡り合います。

  長い攻防になりましたが、若元春関が横綱の体を組み止めると一気に勝負に出ました。

  土俵際で堪える横綱を、渾身の力を振り絞って揺さぶりながら攻め立てる若元春関。
 見ているこちらも力が入ります。

  そしてついに横綱が土俵を割り、若元春関は初金星を挙げました。スゲェ~
  NHKテレビのニュースの映像をスマホで慌てて撮影したものですので、ちょっと鮮明
 さに欠けますが、見ごたえのある一番でした。
   
  あ、金星のインタビューの映像も手に入りました。まだ息が上がっていて、受け答え
 するのも苦しそうでしたが、力の限りを尽くして戦った充実感にあふれていました。
 横綱が本調子でなかったとはいえ、見事な取り口でした。三役復帰に向けて、頑張って
 欲しいです。そういえば弟の若隆景関も幕下筆頭まで番付を戻し、今場所は勝ち越せば
 十両復帰です。もちろん元の場所(関脇)まで戻らないといけませんのでまだまだ時間
 はかかりますが、大波兄弟の復活を心待ちにしているファンは多いと思います。

  二日目は、この横綱照ノ富士が敗れた以外は、大関・関脇陣はいずれも完勝だったとの
 こと。これはいつになく上位陣が心身ともに充実している感じがしますね。まだ始まった
 ばかりですので、これからどんな大一番が見られるのかとても楽しみです。
 (つぅか、平日はちゃんと仕事せなあかんやん。by妻)


  今回もウインタースポーツと相撲がごちゃまぜの記事になってしまいました・・・😆
  ま、今のオッサンの心の支えですのでね・・・