今日からもう6月ですね、ということで今月のワイン・・・
月のしょっぱなからワインかい!早すぎやろ!(by妻)
・・・というお叱りをものともせず、早速到着しました。😝
今回はブルゴーニュが一本もありません。いくらオッサンの愛好するワインとはいえ
暴騰するブルゴーニュは、もはや正気では購入できない水準になっておりますので😓、
それ以外のヨーロッパの産地から6本をセレクトしました。1,500円から2.400円までの
ラインです。かなりコスパを重視して吟味に吟味を重ねた結果です。(その努力をなぜ
他で発揮できないのか不思議やわ。by妻)
そろそろ蒸し暑くなってきますので、白ワインを多めにしました。赤は1本だけです。
では左から。ポルトガル・ドゥロ川に沿った同国を代表する産地からの白、メアンドロ
という銘柄の2019年、生産者はキンタ・ド・ヴァレ・ミャオという、オッサンはよくは
知りませんが同国では著名な造り手のようです。バックラベルにはポルトガル語と併記
して英語の説明文が載っていますので、かなり英国・米国に輸出されているみたいです。
ポルトガルと言いますと、まずポートワイン(同国北部のポルト周辺が産地の食後酒)
を思い浮かべますが、最近は秀逸で安価なスティルワイン(食事に合う普通のワイン)
が伸びてきています。日本でも普通に1,000円台前半で入手できるので、これからの注目
産地だと思います。品種はラビガド70%、アリント30%と書かれています。オッサンは
良く知らないのですが、この地方の主力のブドウ品種らしいです。ちょっと楽しみです。
お次はここも高品質な白ワインの宝庫オーストリアのワイン。レートという生産者で、
首都ウィーンと、ドナウ川沿いの名産地クレムスの間にあるヴァグラムというマイナー
なエリアのワインです。ここも実は知る人ぞ知る著名な生産者みたいです。ブドウ品種
は、オーストリアを代表するグリューナー・フェルトリーナー・・・ではなくて、その
近縁種のローター・フェルトリーナー100%です。これは珍しいですね。
グリーン(グリューン)ではなく赤(ロート)なのですが、白ワインです。これは、
税込2,180円と、今回購入したものの中では高い方。これも楽しみです。年号は2020年。
その隣のちょっとずんぐりとしたボトルは、ドイツ・モーゼル地方の超著名生産者、
フォン・シューベルトさんの手になるちょっと高級感のあるワイン。彼らの代表銘柄、
マクシミーン・グリュンホイザーの畑の、なんとも珍しいピノ・ブランから造られる
辛口白、年号は2016年です。従来は伝統的な甘口ワインで名を馳せたドイツの名産地
モーゼル(古代ローマ時代からのブドウの産地)ですが、近年の世界的な嗜好の変化に
伴い、辛口白ワインが増えてきています。この生産者が、モーゼルの代表品種のリース
リングではなくて、ピノ・ブランで辛口白ワインを造っていたとは知りませんでした。
これもメチャメチャ楽しみです。価格は税込2,414円と、この生産者にしては安価です。
そうだ、このボトルの形状はブルゴーニュの白ワインのボトルそっくりです。
その隣は、南フランス・ローヌ地方の白。ローヌ地方と言っても、コート・ロティや
シャトーヌフ・ド・パプといった著名産地ではなく、コスティエール・ド・ニームとい
うちょっとマイナーな産地です。これまでは品質面では大したことのない安酒を大量に
生産するだけの、いわばあまり売れないワイン産地でしたが、ここも近年高品質ワイン
を造る優良生産者が増えていて、このワインもその一つシャトー・ド・ナージュさんの
手になるもの。年号は2019年で価格は税込1,690円。これもたぶんコスパ抜群だと予想
されます。ここはねらい目かもしれない・・・美味しかったらまたリピートしようっと。
あ、ニームというと、あの有名なポン・デュ・ガール(古代ローマの水道橋)の近くの
町ですね。水道橋といっても、隣はお茶の水ではありませんよ。
(手塚治虫さんかい、アホ。by妻)
ここは妻と昔、行きました。ニームの町も散策したなぁ~ 妻は南フランスが好きだ
ったみたいなので、ご機嫌だったな~ もう20年も前のことだけど・・・
でもオッサンは、プロヴァンスやコート・ダ・ジュールには目もくれず、古代ローマ
遺跡と高級ワインを安く(蔵出し価格で)飲める有名レストランしか連れて行ってくれ
なかったけどな。(by妻)
右の2本はイタリアモノ。まずは中部トスカーナ地方の著名ワイン。といっても赤の
キャンティではなくて、白のヴェルナッチャ・ディ・サン=ジミニャーノだっちゃ。😝
(アホ)しかし舌を噛みそうな言いにくい名前ですのう。サン=ジミニャーノはたしか
世界遺産にも指定された中世の塔がたくさん残っている観光地です。残念ながら鉄道が
通っていないのでシエーナかエンポリからバスで行くしかないみたいですが、なかなか
いい所らしいです。なんといってもワインの産地ですから😆。
(オッサンの基準は常に「そこ」やな。by妻)
この銘柄は昔から有名ですが、まぁ大量生産なのでピンキリあるのですが、この生産
者カーザ・ルッチさんのワインはどうでしょうか? まぁこの銘柄はイタリアワインの
格付では最高のD.O.C.G(デノミナツィオーネ・ドリジーネ・コントロッラータ・エ・
ガランティータ、つまり原産地固有の品質保証ワイン)ですが、値段は税込1,490円。
2020年ですが、たぶん現地では500~700円くらいでしょう。これまでご紹介した産地
の白ワインよりは明らかに薄くて迫力不足だとは思いますが、コスパはいいでしょう。
最後の一本はイタリア北部ピエモンテ州の赤。といっても有名なバローロやバルバレ
スコではなく、格安のバルベーラという品種のワイン。これも大量生産の、安くて品質
はどうでもいいようなワインでしたが、最近は違います。もともと高級なバローロや、
バルバレスコの生産者が手を抜かずに作るバルベーラはかなりの高品質ですし、最近は
生産量を抑えて品質重視のワイナリーが増えていますので、侮れないと思います。
このマッシモ・リヴェッティさんの造るバルベーラ・ダルバの2020年も、とても楽しみ
です。バローロやバルバレスコを造るブドウ、ネッビオーロ種とは違って、軽めで早く
熟成するブドウ品種なので、早飲みできる重宝な赤ワインです。
価格は税込1,640円とお買い得です。
〆て合計11,000円、しかも送料無料。大阪の優良ワインショップ「ヴェリタス」さん、
ヴァラエティ豊富な旨安ワインをご提供いただき、有難うございます!
これで今月の週末の楽しみが増えました~ 🤩
(調子こいて、バカスカ飲んだらあかんで~。by妻)
そうそう、今日はもう一ついいことがありました~ 😝
昼食の駅そば屋で、もらった抽選券で当たりが出ました。次回500円引きです。😆
わびしいサラリーマンの昼食ですが、ささやかな幸せ・・・(アホ)
しかしこんなところで数少ない運を使ってしまっては勿体ない気も・・・😆
・・・しかしたった今、阪神タイガースが敗戦。2連敗となってしまってショボーン。
やっぱり交流戦は慎重にいかないといけません。がんばれタイガース!
明日からは台風2号が接近してくるとか・・・もうそんな季節なのか・・・
沖縄を含め、日本各地で被害が出ませんように!
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。