やはりルフレーヴ様は凄かった
今日は春の嵐か? 関東地方南部はものすごい風雨と春雷で、ちょっとビビりました。
ん、春の雷?・・・ふきのとうの曲ですかね? 昼でも真っ暗で、外に出るのがためら われるような感じです。せっかくの土曜日なのに一日巣籠りでした。昨日のうちに食材
を買っていて良かった。買い置きしていた牡蠣の土手鍋の素(ただの味噌ちゃうか?)
がありましたので、今夜は今シーズン最後の牡蠣鍋です。ついでに生牡蠣も買いました
ので、ベランダのレモンの果実ををひとつもぎ取って使います。当然無農薬、完熟です。
スパっと真っ二つに切ると、とても瑞々しい感じです。このまま食べられそう!
さて、今日のワインは牡蠣に合わせてとっておき。(とっておきが何本あるんや?by妻)
泣く子も黙る?ブルゴーニュきっての名門。高貴なワインとして名高いドメーヌ・ルフレ
ーヴ様です。(どうせその一番安いやつやろ・・・by妻。あたり・・・byオッサン)
ブルゴーニュの白ワインの最高峰とも呼ばれる、ピュリニ・モンラシェ村で一番有名
なドメーヌ・ルフレーヴ様。世界中の人が憧れ、追い求めるためものすごく高価です。
最高級グラン・クリュ(特級畑)モンラシェはもういくらお金を積んでも入手不可能。
それに続く特級畑シュヴァリエ・モンラシェとバタール・モンラシェは一本10万円以上。
1級畑も今や1本約3万円。村名ピュリニ・モンラシェですら1万円超。そんななかで、
このACブルゴーニュ白は定価約8千円。東急デパートの20%offセールで6,400円でした。
それでも十分高いけど。昔は3,000円くらだったのにな・・・
しかし、文句を言ってはいけません。何ですかこれは?まだ3年(瓶詰後2年)しか
経過していないのに、もう黄色を帯びて輝くような美しい色。貴族的なイメージです。
香りは菅菅しく、ちゃう清々しく、口に含むと絶妙にバランスがとれていて清冽な感じ。
なんだろう、味わいがしっかりとして濃密なのに、口当たりは「六甲のおいしい水」の
ようにピュアで混じりけがありません。どうやったら、こんな味が出せるのでしょう?
アルコール度もそこそこあり、凝縮されているはずなのに飲み口は爽やか。しかしその
奥には、吸い込まれるような深遠な「何か」があります。引きずり込まれたらアウト。
最近、価格が高杉晋作なので敬遠していたルフレーヴ様ですが、やはり神のようです。
すぐれた酒は純水のようにピュアで、集中力があると聞いたことがありますが、これ
はまさしくそんな感じです。もう4~5年するとねっとりした甘みのある液体になると
思われます。(辛口なのに甘く感じるっちゅうやつね。)
やはりルフレーヴ様は凄かった。でも次はいつ飲めるかな?
(そんなん言うけど、いつまで我慢できるかのう?by妻)
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