今日は一日のんびり過ごしました。午前中のうちに掃除・洗濯と布団干しをしておい
　てよかった。午後はかなり風が出てきて、夜には雷と叩きつけるような急な雨でした。
　緊急事態宣言が明けて、街が賑やかだったのかは知りませんが、まだしばらくは様子見
　でしょうか。明日はちょっと園芸ショップやデパートにも行ってみようかな、車で。

　　さて本日はプロ野球・セリーグはすべてデーゲーム。我らが阪神タイガースは本日は
　ハルトが投げる日でしたので安心です。初回にマルテがスリーランを打ってくれたので
　「水戸黄門」を見るように安心してテレビ観戦していました。打つ方はその後さっぱり
　なので相変わらず心配ですが、今日に限っては３点もあれば問題なし。ハルト、さすが
　の二試合連続完封で３勝目です。しかしもっと早く復帰してくれていたらもっと勝てて
　いただろうになぁ・・・まぁしゃあないか。来週の天王山、スワローズ戦も頼みます。
　　しかし、そのスワローズは負けません。打線が絶好調なのは仕方ないとして、ここへ
　来て先発投手陣も嘘のように好投を続けています。勝率で順位が決まるので、引分けの
　少ないタイガースよりスワローズが有利な状況で、阪神は実質２.５ゲーム差をつけられ
　ているということになります。つまりスワローズ３連戦に３連勝しないと優勝は難しい
　ということです。先日のカープ戦３連敗が致命傷にならなければいいのですが・・・

　　今日の晩御飯は残り物。昨日買っておいた黒毛和牛の焼肉用（お約束の20%引き）と
　野菜餃子、キャベツとアンチョビ炒めです。ワインは先日購入したボルドーの赤です。

　　　　　

　　サンテミリオンの不良少年（Bad Boy)と呼ばれている、脱サラした著名なワイン職人
　ジャン＝リュク・テュヌヴァンさんの造るA.Cボルドー、その名も「Bad Boy」です。
　　先日ネットで購入したもので、2006年なのでもう飲み頃かなと思いまして開けてみま
　した。うわ、お約束の墨汁のような黒紫色です。しかし香りは爽やかなミントのような
　香り。もうそこそこ熟成はしている感じですが、色が全く衰えていないのは凄いわ。
　　味は、もっとドカンと来るかと思いましたが、もう熟成しているので落ち着きがあり
　ます。酸味が意外に強いので、渋い担任ちゃうタンニンが突出しないでまろやかに感じ
　ます。果実味はもう溶け込んでいてあまり強くは感じません。舌触りはシルキーですが
　今が丁度絶頂なのかも知れません。これ以上置いたら渋酸っぱいワインとなり、渋みと
　酸味のどちらが最後まで生き残るか？の勝負になると思います。
　　これ、いくらしたんだっけ？確か2500円くらいだったと思いますが、お買い得です。
　口の中で転がしていると、最後は紅茶のような味（最後の渋いところ）がしました。
　そして鼻に抜ける香りがかぐわしい。紅茶に浸けたバラのような香り。（はい？）

　　さすがは不良少年テュヌヴァンさん、やってくれます。さほど立地に恵まれない場所
　で育てた葡萄から、こんなに高品質なワインを造るとはただモノではない。同業者たち
　のやっかみや誹謗中傷で大変な目にあったそうですが、努力は報われました！ブラボー！　
　　
　　テュヌヴァンさんにも登場頂きましょう。ちょっと何かしでかしそうな中年オッサン
　ですよね。不良中年・・・というと売れないけど、不良少年ならいいかもね。　　　　　　　　　

　　　　

　

　　　　　　　　　　　

　　ちなみに「Bad　Boy」は安価ですが、彼がボルドー右岸のサン＝テミリオン地区で
　造る本格的な格付けシャトー・ヴァランドローは、濃厚でフルボディのホームラン級の
　ボルドー赤だそうです。豊満で愛想の良いメルロー種の特性を遺憾なく発揮して、世の
　オッサン達をたぶらかそうという魂胆です。（そんな誘惑に乗るのはアホなオッサン）

　　　　

　　オッサンも不良中年やけど、全然パッとせぇへんな・・・（by妻）