Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

大相撲千秋楽 関脇御嶽海関が三度目の優勝で大関昇進を確実に!

  一日遅れの大相撲千秋楽の記事です。
  昨日は午前中は在宅Zoom会議で会社の人と打ち合わせ、午後は大相撲千秋楽をTVで
 観戦しました。土曜日にまた散財してしまったので、日曜日は外出せず出費ゼロです。
 (無駄遣いした分を取り戻すには一週間くらい出費ゼロでないとあかんで。by妻)
   
  今場所は大関貴景勝が早々と休場したり、もう一人の大関正代(マサヨさん)が元気
 がないなど残念なところもありましたが、なかなかいい取組みが多かったように思いま
 す。横綱照ノ富士が終盤になって足のケガで全力を出し切れなかった感じはありますが、
 幕の内最高優勝はその横綱を千秋楽の結びの一番で破って13勝2敗の好成績を上げた
 関脇御嶽海(みたけうみ)関でした。3度目の優勝です。
  賜杯を手に満面の笑みの御嶽海関、そして長野県の皆様、おめでとうございます!
  写真は国営放送テレビの「大相撲幕内の全取組」の画面から・・・

 
 勝てば優勝決定となる横綱照ノ富士戦、御嶽海関(西方:右)は真っ向勝負iに出ました。 

  勢いよくぶちかました後、横綱が得意の左上手を許さないよう、素早く動きます。
 そして優勢な形に持ち込むとそのまま一気に土俵際へ、最後はがぶり寄りです。
 足を痛めているらしい横綱はいつもの踏ん張りがなく、あっけなく土俵を割りました。
 この瞬間、御嶽海関の優勝が決定しました。いやぁ盤石の相撲でした。

  長野県から観戦に来ていたお母さんのマルガリータさん(ちょっと有名人みたい)と
 お姉さんたち(かな?)も大喜びです。お揃いの「御嶽海シャツ」を着ていますね。
 かなり後方のマス席のようです。 

  
  御嶽海関は優勝しただけでなく、三賞の一つ「技能賞」も獲得しました。多彩な技を
 仕掛ける派手な業師ではないものの、正攻法の盤石な取り口が高く評価されたようです。
  表彰式では「大関昇進のための臨時協議が行われる」と聞き、ちょっと涙ぐんでいた
 ようです。先場所11勝を挙げましたが、御嶽海関はここぞというところで何度もコケ
 ていたので、相撲協会の大幹部である伊勢ケ浜審判部長(元横綱旭富士)は「御嶽海の
 大関?15戦全勝優勝したら考える」と厳しいことを言っていました。そのため本人も、
 「大関の声がかかるとは思っていなかった」ようです。しかし関脇の地位で3場所合計
 33勝という目安もクリアし、横綱を破って優勝したのですから、十分その資格はある
 でしょう。伊勢ケ浜審判部長も、自分の部屋の横綱に勝って優勝したのですから、潔く
 認めてくれたのでしょうね。良かったです。

  インタビューの最後は、「来場所も期待してください」と笑顔で締めくくりました。
 いい笑顔ですね!こんな御嶽海関は初めて見ましたよ。

  お母さま(マルガリータさん)も息子の晴れ姿を感慨深く見つめていました。

 
  そして三賞力士の表彰です。殊勲賞は12勝3敗と、実質的には準優勝に相当する
 好成績を挙げた平幕の阿炎(あび)関です。元々三役の実力のある力士ですが、今場所
 の活躍は素晴らしかったです。初日から6連勝して場所を盛り上げ、後半戦では御嶽海
 関にこそ敗れたものの、横綱照ノ富士を破る金星を挙げて優勝争いを面白くしてくれま
 した。来場所は三役に復帰すると思われます。次の大関候補が戻って来ましたね!
 そうそう、これで奥様のいる自宅に胸を張って戻れるかな?(もう場所中にキャバクラ
 に行ったらあかんで。by妻)

  そして敢闘賞は平幕の琴ノ若関。千秋楽は阿炎関と白熱の好勝負を演じましたが、
 惜しくも破れて11勝4敗です。祖父が横綱琴櫻、父が先代の琴ノ若(現佐渡ヶ嶽親方)
 という角界のサラブレッドで、当然のことながら将来を嘱望されているエリートです。
 来場所は大きく番付を上げて、役力士とも当たるはず。ここで勝ち越せるかどうか?

  そのほかにも、終わってみれば豊昇龍関(元横綱朝青龍の甥)と石浦関(小兵力士で、
 父は相撲の名門鳥取城北高校の相撲部監督)が11勝4敗の好成績を収めています。
 注目された昭和の大横綱大鵬の孫の王鵬関は残念ながら負け越し、来場所は十両陥落で
 もう一度出直しです。あ、そうそう人気者の宇良(うら)関は千秋楽で勝ち越しました。
 来場所も楽しみです。


  オッサン、番外編をやるって言っとらんかったか?(by妻)
  あ、忘れていました。それは次回で・・・(また忘れるんちゃうか?by妻)