大相撲名古屋場所が大変なことになってきた・・・
大相撲名古屋場所は明日が千秋楽。今日は久々に幕内の取り組みを全てTV観戦しまし
たが、なんとも寂しい状況です。連日のように、相撲部屋関係者のコロナ感染により、
感染者の出た部屋の力士が全員休場を余儀なくされてしまい、幕内力士でも既に15人
もの休場者が出ています。休場者が1/3を上回る状況。これではお金を払って観戦に
来た人が気の毒です。まぁこればっかりは仕方がないですけど・・・
役力士での休場が大関御嶽海と関脇大栄翔の二人にとどまっているのが救いですが、
人気力士の遠藤、翔猿、高安、琴ノ若に加え、隆の勝、玉鷲、錦木、琴勝峰、琴恵光、
剣翔、一山本、大奄美・・・途中までイイ感じで来ていた力士は気の毒です。来場所の
番付がどうなるのか、気になります。既に勝ち越し、負け越しになっていた力士以外は、
番付据え置きとなるのかな?
そして、肝腎の取り組みの方も大変なことになっていました。
優勝争いをしていた2敗の横綱照ノ富士、平幕の逸ノ城、3敗で追っていた大関貴景勝
の3人が揃って敗れる波乱の一日となり、賜杯の行方は千秋楽に持ち越しとなりました。
まず、役力士との対戦をすでに終えていて絶対有利と思われた逸ノ城が、苦手の明生
に完敗。ちょっと優勝を意識してしまったのか、ふわっとした相撲になってしまった。
勝った明生関の勝ち名乗りは、この表情 ↓ 。
あ、有名になった「砂被りのお姫様?」がこの日もいらっしゃいました。(左端)
そして白熱の勝負となった、大関貴景勝と関脇若隆景の一番。
持ち前の馬力を発揮して相手を土俵際まで追い詰めた大関が、強引な小手投げに出た
ところを・・・
若隆景は踏ん張って残します。そしてそこから体を反転させて・・・
体を寄せて一気に土俵際へ。
大関は半身になり、もう成す術(すべ)がありません。
最後は送り出しで、重い大関を土俵の外へ突き飛ばしました。
期待されながら今場所は今一つだった若隆景ですが、これでなんとか勝ち越しました。
イケメンで女性に人気の若隆景。これで大関挑戦の流れをなんとか続けられそうです。
(本当は優勝した先々場所の成績を生かして、今場所で決めたかったはずですが・・・)
そしてこれで圧倒的に有利になったと思われた横綱照ノ富士でしたが、カド番を脱出
してよみがえった?大関正代(マサヨさん)に、まさかの不覚をとってしまいました。
優勝争いは千秋楽に持ち越し。逸ノ城は曲者の宇良と対戦、そして結びの一番で横綱
と大関が直接対決となります。状況によっては巴戦の優勝決定戦の可能性もあるかも。
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